WS16TP2 Hyper-VのGen 2 VMでは、仮想NIC名をVMで認識する事が出来ます。
この機能があるので、複数NIC構成VMであっても、意図した仮想SWに接続されている仮想NICを判別する事が出来ます。
GUIでは仮想NIC名を指定できないので、PowerShellで仮想NIC名を指定します。
PS C:\> Rename-VMNetworkAdapter -VMName "w10-G2" -NewName "vNIC-01" PS C:\> Add-VMNetworkAdapter -VMName "w10-G2" -SwitchName "vSW-02" -Name "vNIC-02" PS C:\> Add-VMNetworkAdapter -VMName "w10-G2" -SwitchName "vSW-03" -Name "vNIC-03" |
Hyper-Vマネージャーを見ると仮想NIC名(vNIC-01/vNIC-02/vNIC-03)が確認できます。
GUI でデバイスの名前付けを有効にすることも出来ますが、NIC別に設定が必要なので、PowerShellて設定する方が現実的です。
仮想NIC名の確認とデバイスの名前付け有効
PowerShell でデバイスの名前付けを有効にする場合
PS C:\> Set-VMNetworkAdapter -VMName "w10-G2" -DeviceNaming On |
VM 稼働中にデバイスの名前付けを有効にする事が出来ますが、VM での NIC 認識は VM 再起動が必要です。
VMでのNIC識別は仮想NICのプロパティとして確認できます。
PS C:\> Get-NetAdapterAdvancedProperty | ? DisplayName -eq "Hyper-V Network Adapter Name" | fl Name,DisplayValue Name : イーサネット 2 DisplayValue : vNIC-03 Name : イーサネット 3 DisplayValue : vNIC-02 Name : イーサネット DisplayValue : vNIC-01 |
GUIで確認する場合は、NICの詳細設定で見る事が出来ます。
構成を開く
仮想NIC名
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