# 原因調査現在進行形ですが、取りあえず復旧したので情報公開します。
拙宅の Hyper-V 環境は、JBOD 対応の RAID カードで SSD を4台接続して記憶域プールを構成しています。
この RAID カードのドライバーを、OS 標準から RAID カードメーカー製に更新したら... Windows Server Backup が以下のイベントログを吐いてバックアップに失敗するようになりました。
Log Name : System
Source : Service Control Manager
Event ID : 7031
Message :
Block Level Backup Engine Service
サービスは予期せぬ原因により終了しました。このサービスの終了は n 回目です。次の修正操作が n ミリ秒以内に実行されます: サービスの再開。
Log Name : Application
Source : Application Error
Event ID : 1000
Message :
障害が発生しているアプリケーション名: wbengine.exe、バージョン:
6.3.9600.17031、タイム スタンプ: 0x530878b2
障害が発生しているモジュール名: wbengine.exe、バージョン:
6.3.9600.17031、タイム スタンプ: 0x530878b2
例外コード: 0xc0000005
状態確認しようとコンピューターの管理で[記憶域]-[Windows Server バックアップ]-[ローカルバックアップ]を選択すると以下のエラーとなり Windows Server Backup にアクセスできません orz (画面キャプチャー撮っておけばよかった)
Windows Server バックアップスナップイン(Wbadmin.msc)の操作中に致命的なエラーが発生しました。エラーの詳細:サーバーによって例外が返されました。Wbadmin.mscを終了し、再起動してください。
ドライバーをロールバックしても改善されず、Windows Server Backup を uninstall / install しても改善されず。
色々調べていると、どうやら RAID カードのドライバー更新時にストレージの内部管理情報が変わってしまったようで、そいつが原因でコケているみたいですが、確認しようにも GUI アクセスが出来ない orz
そもそもこの推測が正しいのか否かも不明なので、MS サポートにヘルプ要請して復旧しました。
対処方法は管理権限コマンドプロンプト(僕は管理権限 PowerShell プロンプトでやりました)で「wbadmin delete catalog」コマンドでカタログを削除するって方法でした。
| PS C:\> wbadmin delete catalog wbadmin 1.0 - バックアップ コマンド ライン ツール (C) Copyright 2013 Microsoft Corporation. All rights reserved. バックアップ カタログの削除を実行しますか? カタログを削除する場合は、 新しいバックアップ セットを作成する必要があります。 [Y] はい [N] いいえ Y バックアップ カタログは正常に削除されました。 PS C:\> |
現象としては、KB2961238に該当しているようですが、原因が不明ですね。
Windows Server Backup does not work correctly after you
perform a bare metal recovery
http://support.microsoft.com/kb/2961238/en-us
# 機械翻訳が残念なので、英語版をリンク
Windows Server バックアップ コンソールへのアクセスも回復し、バックアップもできるようになりました。
どうやら、推測が当たっていたようです。
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