Windows Server で「更新プログラムを自動的にインストールする」にていると、更新がダウンロードされ(Default設定では)午前3時頃に自動再起動します。
長時間に及ぶ処理をしているとか、24x365サービス中で再起動が出来ない Windows Server で、うっかり自動更新設定にしてしまうと、自動再起動がスケジュールされてしまいます。
Windows Update を「更新プログラムを自動的にインストールする」にしたままだと、また自動ダウンロードが走って、再起がスケジュールされてしまいますので、Windows Update の設定を変えておきましょう。
さて、本題のスケジュールされた再起動のキャンセルですが、こちらの blog に手順があります。
Windows Update クライアントの情報をクリアにする手順
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2014/12/02/wuaclear.aspx
この手順の PowerShell 版です。
blog にあるように、トラブルシューティングがメインですが、スケジュールされた Windows Update
再起動キャンセルにもなります。
キャッシュされていた更新ファイルを全て削除するので、C: の空き容量確保効果もあります。
blog にあるように、GUI の更新履歴は消えますが、Get-Hotfix コマンドレットで履歴確認できます。
# WU サービスと BITS サービスの停止 Stop-Service wuauserv Stop-Service bits # SoftwareDistribution フォルダーのリネーム $OrgName = Join-Path $env:systemroot "SoftwareDistribution" ren $OrgName "SoftwareDistribution.old" # SoftwareDistribution フォルダーの削除 $NewName = Join-Path $env:systemroot "SoftwareDistribution.old" del $NewName -Recurse -Force -Confirm:$false # BITS のジョブを削除 $TergetName = Join-Path $env:ALLUSERSPROFILE "Application Data\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat" del $TergetName $TergetName = Join-Path $env:ALLUSERSPROFILE "Application Data\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat" del $TergetName # WU サービスと BITS サービスの開始 Start-Service bits Start-Service wuauserv |
【注意】OS の再起動要求をキャンセル手順ではありません。
Windows Update のエラー対策ならば、以下ページが便利です
Windows Update エラーを修正する
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/10164/fix-windows-update-errors
状況によっては以下コマンドで回復することもあります
dism /online /cleanup-image /restorehealth
Windows Update レジストリ
http://www.vwnet.jp/Windows/WS12R2/WUReg.htm
Windows Update トラブルシューティング
http://www.vwnet.jp/Windows/w10/2017052801/WU_TroubleShoot.htm
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