2-2-2-1 NIC

Last update 2017.02.16

 普及価格帯に入ってきた100BaseのNICであるが、現在10Baseで環境を構築しているとするとそのままでは100Mbps対応のNICはその本領を発揮することはできない。100Mbpsの本領を発揮させたいのであれば現在使っているHUBを100Base対応のHUBに交換する必要がある。NICの価格差は少なくなっているが、HUBにはまだ価格差があるのが悩みの種だ。100Baseと10Baseを混在させるのであれば10M/100MbpsのデュアルスピードHUBに交換しなくてはならない。HUBを交換する予算がない場合は10Mbpsで利用するしか方法はが、10BaseのNICと値段に大差が無いのであきらめもつくだろう。

接続台数が多い場合や、画像などの巨大なデータを扱うのであればLANは100Baseに移行するのが望ましい。

他の機材は日本製品であってもさほど問題は起きないが、NICだけは米国のメジャーメーカ製品をチョイスするのが望ましい。その理由はOSの本家である米国においてメジャー製品は必ずどんなOSでも標準でサポートされるからである。つまりOSのバージョンアップや障害に対していちはやく対応するのは米国のメジャー製品というわけだ。このあたりは日本メーカーにもっと頑張ってもらいたい所である。ちなみに筆者は3ComとIntel製品を好んで使用している。

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