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2011年3月のひとりごと


2011/03/21 日本の IPv4 アドレス枯渇時期予想

日本の IPv4 アドレスを管理している JPNIC では、個別の在庫を持たず上位機関である APNIC から直接 IPv4 アドレスを発行する運用になっています。

APNIC では、IPv4 アドレス在庫推移を公開しているので、ここから APNIC の IPv4 アドレス在庫が無くなる時期がある程度予想できるんですよね。

今日現在のデータは以下のようになっています。

3/08: 残3.8ブロック (1ブロック=/8)
3/21: 残2.84ブロック

この数字から、1日当たりの消費は0.07ブロックとなります。

JPNIC では、ラスト1ブロックになったら、インターネットとの疎通性を維持する目的用に /22 を事業者(ISPとかを指します)に対して1度だけ配布するポリシーにシフトする事を宣言しています。
って事は、今日現在の実質的な在庫は1.84ブロックって事になります。

これから、APNIC での IPv4 アドレスが枯渇するまで 26.3日 って計算になります。計算通りだと、2011/04/16 あたりに APNIC の IPv4 アドレスが枯渇すると同時に JPNIC の在庫もなくなる事になります。

IPv4 枯渇時計はラスト1ブロック ルールを考慮していないので残り41日となっていますけどね

2011/03/19 モバイル向け緊急連絡アプリ

スマフォ向けの緊急連絡アプリがリリースされました(ガラパゴ携帯はWebサイト提供)

今回の大地震だけではなく、災害にいつ遭遇するかわかりませんので、この手のソフトを今のうちにインストールしておくと安心ですね。

<Internet Watch マイクロソフトなど、モバイル向け緊急連絡アプリを無償提供>
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110318_433780.html

<Microsoft最新情報 ボイス対応被災時緊急連絡用アプリ「J!ResQ」を無償提供開始>
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3973

<「J!ResQ」案内ページ>
http://www.do-cat.com/kinou_jresq/index.htm

<「J!ResQ」スマートフォン向け案内ページ>
http://j-resq.digital-office.co.jp/

<「J!ResQ」携帯電話向けサイト>
http://j-resqm.digital-office.co.jp/

2011/03/19 中止ブーム?

mixi の日記にも書いたのですが、こちらにも

なんか色々なイベントが次々と中止されています

確かに、東京ドームとかナイターとか電力が大量に必要な設備を停止するのは理解できますが、60Hz の関西地区での子供向けイベント中止とか意味が分かりません。

TV を見ると震災報道ばかりで娯楽番組系はかなりの数中止になっています。

被災して亡くなった方へ対する哀悼の意なのかもしれませんが、被災されて頑張っている方にも、そうでない方にも心の潤いは必要だと思うんですよね。

こういう時だからこそ「娯楽」って余裕が必要じゃないかと思います。

不安を煽るような過剰な報道は控えて、本当に必要な情報だけを放送してほしいです。

折角多チャンネル放送ができるデジタル放送なんだから、メインチャンネルと分離して、メインチャンネルは通常放送に、サブチャンネルで震災報道とかできないんですかね?
更に、データ放送で地域密着情報とか被災者名簿とか流せばこれほど強力な武器は他にはないと思うんですけど

本当に必要な情報が入った時に、メインチャンネルに割り込めば見逃すこともないし

そういった意味では FM とかのラジオはとても優秀な情報ソースになっていますので、電気を無駄に食う TV は消して、消費電力の少ないラジオお勧めします。

僕の考えって不謹慎なのかなぁ...

2011/03/19 一歩先のクラウド戦略

いつもは技術書系とか科学系の横書き本/雑誌ばかり読んでいるのですが、久しぶりに縦書きの本読みました。

読んだ本は東洋経済新報社から出ている「一歩先のクラウド戦略」って本です(結局そっちかよw)

Amazon の書評評価は高いのですが、エンジニアと言うか物書き視線だと何なんだかなぁって感じでした。

ICT に疎い経営層あたたりをターゲットにした本なのですが、「クラウドって何?」とか「今直面している問題に対してクラウドがどう役に立つのか」とか「経営戦略としてクラウドとどう向き合っていけばいいのか」とか「クラウドが抱えている問題点」とかって内容を期待していたのですが、その方面は薄かったです。

最初のあたりは今の経済の話で、これのどこがクラウドにつながるの? って感じが続き(この本の想定読者なら当然わかりきった話が延々と)、やっとクラウドの話に入っても、僕が期待してた核心の話題は...(ry
かなり期待外れ。(まぁ、ICT アレルギーの方を想定しているのなら丁度良い濃さかもしれませんが)

一番がっかりしたのが、各ベンダーのサービス紹介です。明らかにベンダー中の人が書いた原稿そのまま(それも結構なボリューム)
ライター的に言うと、インタービューやベンダーからもらった資料をライター自身の言葉に咀嚼して、自分なりの意見を織り交ぜて解説してほしかったのですが、まんま原稿なので、それまで「である・だ」調がいきなり「です・ます」調に変わるってお粗末な作りです。

ベンダー中の人(多分広報)が書いた原稿なので、どうしても宣伝的なアプローチになり良い事ばかり。
ベンダー原稿のラストに著者のコメントが少し入っているって感じです。

まぁ、ベンダー中の人が書いた章が、情報としては一番濃かったのですけどねw
それなりのボリュームが割り当ててあるので、ベンダーの Web サイトに書いてあるような表面的な話ではなく、サービスコンセプトであったり、何を目指しているとか、具体的なソリューション例があったりと、検討しているベンダーが含まれているのなら、ここだけ読むのもありかと思います。

ちなみに、書かれているベンダーは「富士通」「Microsoft」「ドリーム・アーツ」「プラスアルファ・コンサルティング」です。

僕が読んだ感想は、「心が揺さぶれて新しい方向に一歩踏み出すきっかけ」となるようなインパクトがある本と言うより、これから流行りそうなので書いたってっ感じで、著者の熱意が伝わらない本でした。

って事で、Amazon 的な表現をすると☆1つですかね。

2011/03/14 明日の通勤

今日は自宅でリモートデスクトップ接続仕事にしましたが、明日は納品があるのでどうしても出社しなくはなりません。
最寄路線は輪番予定停電で10:00過ぎまで動かないような予感。全行程ママチャリで移動を考えたのですが、どうやら明日の朝は雨かもって予報が....

ポンチョも野球帽もあるのですがズボン系の雨具が無いんですよね ^^;

 

2011/03/14 輪番停電

早朝にダウンロードした輪番停電グループなのですが、良く見ると拙宅は1と5グループの両方に入っているのに気が付きました。
先ほど東電のサイトにある最新版の資料を見たら15時版に更新されていたので早速ダウンロード。第1グループ確定です。

第1グループ 6:20~10:00 16:50~20:30
第2グループ 9:20~13:00 18:20~22:00
第3グループ 12:20~16:00
第4グループ 13:50~17:30
第5グループ 15:20~19:00

輪番による予定停電は、現状まだ一部の地域でしか施行されていませんが、明日以降どうなるかまだ見えません。

原発が自動停止するのは想定してたのでしょうが、事故で電力供給不足になるってシナリオのはさすがに想定範囲だったでいょうから...

 

2011/03/14 出社できず

昨日電力供給が追い付かないので、輪番停電(地域を区切った計画停電)があるかもって情報東京電力から発表されました。

拙宅界隈は1グループと呼ばれる地域で、6:20~10:00 と 16:50~20:30 が停電時間帯になります。ヤシマ作戦で昨日から電力消費を抑えた生活をしていた甲斐あって午前中の計画停電は実施されれず。

この影響で、最寄駅の路線は 6:00 - 10:20 まで不通になるって事が Web サイトに書いてありました。
起床したのが 5:40 なので間に合うはずもなく.... orz

常磐線が大幅間引きながら松戸-上野間が動いているようだし、山手線も同様ぽいので、松戸まで出られれば何とか出社できると最寄駅に行ってみたのですが、止まってました。

松戸駅まで歩こうかと思ったのですが(金曜日の帰宅にくらべられば近い物だしw)、歩いたとしても帰りも同様な事になりかねないなと職場に電話すると.... 大半が出社しておらずほとんど機能できない状況らしい。

仕方なく自宅に戻って、電話とメールとリモートデスクトップ接続で何とか業務をこなしやっと一息です。

問題は、明日はどうやって通勤するかですね(納品あり)。今日と同様だったら、ママチャリで勤務先までですかねw

 

2011/03/13 帰宅困難者に対するタクシー乗車拒否改善フィードバック

徒歩帰宅で都内への戻りタクシーにことごとく乗車拒否されたので、改善要求を「東京乗用旅客自動車協会」、「首相官邸」、「東京都」にフィードバックしました。

以下フィードバック全文を掲載しておきます。

<フィードバック>

2011/09/11 に発生した東北地方太平洋沖地震で当方は帰宅難民となり、職場から自宅まで徒歩で帰宅しました。

同様に多くの方が徒歩で帰宅をされており、疲れ果てた体と痛くてたまらない足に鞭を打ってひたすら自宅に向かって歩きました。

都内から自宅にタクシーで向かわれた方の戻り便で、「空車」あるいは「回送」になっているタクシーを多く見かけ、渋滞で止まっているタクシーに事あるごとに声をかけたのですが「東京方面なら乗せるが、下り方面はダメだ」とことごとく乗車拒否されました。
同様の対応にがっくりと肩を落とされている帰宅難民の方を多く見ました。

確かに、都内に戻れば長距離客を得やすく、各タクシー運転手の手取りが増える事情はよくわかります。

しかし、身も心も疲れ果て、タクシーに助けを求める帰宅難民者を見捨てるような行為は公共の交通機関として一考してもらいたいと強く願います。

今回の一件に関して怒りをぶつけるつもりは毛頭ありませんが、関東圏が巨大地震に見舞われ同様の事態が発生することは宿命的です。

関東圏が再度大地震に見舞われた時のために改善をぜひご検討ください。

</フィードバック>

 

2011/03/12 大地震発生

昨日の 14:46 と 15:15 に東北地方太平洋沖地震があり、関東でも震度5強の地震がありました。
下の画像は、財団法人地震予知総合研究振興会(http://www.adep.or.jp/)で提供されている地震加速度情報です。

東京都内は震度5強で、反射的に机の下に潜り込んで長時間の揺れを耐えるって感じで何とか無事に乗り切ることができました。

地震直後、Radiko でFMを聞くと、震度7の場所もあり、マグニチュードは 9.0 に訂正され、地震計測史上最大の地震だったのです。

余震が収まるまで下手に動くと危ないので、身の安全を確保して大きな余震が来なくなるまで社内で(レイアウト変更しながらw)時間を過ごしました。

18:00頃になると大きな余震もほとんど起きなくなったので、買い出し組が買ってきたカップの天ぷらそばで腹ごしらえをして、出発準備開始

拙宅方面の交通機関が全滅になったので、当然の如く徒歩帰宅

持ち物

冬場だったのでタオルは使いませんでしたが、それでも歩いていると暑くなるって感じでしたので、帰宅セットには必需品ですね。
飲料水、緊急用帰宅地図、ラジオは文句なしにフル活用。懐中電灯も街灯がないところでは役に立ちますね

想定外

徒歩帰宅を想定して職場においていたボロ運動靴の靴底が腐っていてボロボロ
使用不能のため、仕事用の革靴で移動。よりによって一番足に合っていない靴だし orz

鞄(ショルダーバッグ)から不要な雑誌とか本とかを出してできるだけ軽量化

移動開始 19:00

水を手提げ袋に入れていたのですが、手袋をしていたので手は痛くないのですけど2時間も歩くと持ちなれていないので腕と肩が痛くなってきました

途中のコンビニでチョコレートを3枚購入してエネルギー源確保

移動中に「トイレを使ってください」と徒歩帰宅者に対して住民の温かい気持にも助けられひたすら歩きです

都内大渋滞で車は動く気配がありません。徒歩も通勤時間帯状態で、流れに乗って歩くしかないのですが、長距離移動なので皆さんペースがバラバラで意外と歩きにくいです。
広い歩道だと追い越し、追い越されも問題なしですが、狭い歩道とか、歩道が無い所は厄介です。ある程度歩くとばらけて良い感じになるのですが、信号で止まるとまた人の塊ができてしまうし...

携帯電話が通話困難で、どこの公衆電話も長蛇の列になっていました

意図的に歩行ペースを落として何度も休憩を取りながら、水とチョコ補給していたのですが、そうこうしているうちに足が痛くてかなりつらい状態に

女房に連絡がついたので、twitter で僕のアカウントをフォローしてもらい、状況を呟きながら移動していました(励ましの言葉も多くいただけました。ありがとうございます)

休憩すると、次に歩き出す時に一段と足が痛くなるのが辛いですね。しばらく歩いていると慣れてくるんですけど

都心を抜けて国道6号線沿いのドンキホーテが営業していたので寄ってみました。
自転車はすでに売り切れ。スニーカーとリュックを購入して、腕と足の痛さ対策しましたが、すでに足がかなり痛いって状態になっていたので、痛み緩和というより、痛みが増すのを防ぐって感じです。(でも、このスニーカーがこれがなければ歩いて帰られなかったな)

安物のリュックはダメですね。腕の痛さからは解放されましたが、背負っていて疲れます。
ちゃんとしたリュック買っておかないとね
まぁ、リュックのフックにラジオをぶら下げることができたので、休憩時にしか聞けなかったラジオ情報が常時聞けるようになったのはよかったですけど。

自宅にだいぶん近付いたあたりから車が流れるようになったので、女房にピックアップ依頼を出してラスト5km位は車に乗って移動。

ちなみに、タクシーは上り方向なら良いけど、下り方向と言うと乗車拒否されました。都内から来たタクシーは都内に戻って長距離客で距離を稼ぎたいんでしょうが、なんなんだかなぁ... って感じですね。

これはタクシー協会にフィードバックしておかなければ!!!

帰宅 2:30

1:00 頃を想定してたのですが予想以上に時間がかかりました
歩き始めが革靴だったのでかなり辛かったのですが、最初からスニーカーだったらなんとか全行程歩いて帰ることができそうです

 

2011/03/06 MS 本社(WA US)に行ってきました

2/27-3/4 の間、Microsoft MVP Global Summit 2011 で MS 本社に行ってきました。今回3回目ですが、相変わらず英語に不自由してきました(汗

詳しい様子は「Microsoft MVP Global Summit 2011 旅行記」を見てやってください

 

 

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