昨日から降り続いていた雪がうっすらと積もりました。道路は冠雪していないので移動に困るって程ではないですけどね。
向かいの畑は白色に | 車も雪化粧 | ||
太陽光発電パネルにも |
2011/02/03 に IANA に残っていた5つの /8 IPv4 アドレスブロックが「手渡し」で各 RIR
に配布されました。
分配の様子と、そのあとに開かれたプレスカンファレンスは、ストリーミングで全世界に中継され、日本語同時通訳版が USTREAM で配信されました。
USTREAM に録画が残っているので、興味のある方は見てください(US からの中継が途切れがちなので同時通訳も途切れがちですけど)
<NRO プレスカンファレンス 日本語同時通訳>
http://www.ustream.tv/channel/iana-kokatsu
これで、中央在庫である IANA の在庫が無くなり、各 RIR と ISP が持っている IPv4 アドレスのみが流通在庫として残っているだけになりました。
ちなみに、日本が所属している APNIC は今年の9月に在庫切れになる見通しです。JPNIC は在庫たず、APNIC
の在庫から直接割り当てをしているので、APNIC の在庫切れと同時に在庫切れになります。
そうすると、ISP が持っている流通在庫のみになるので... 年内を持ちこたえるのは難しいかも...
IPv4 Address Report の予想通り、2011/01/31 に APNIC が 2 ブロック取得して、残 5ブロックになりました。
分配ポリシーに従って、5ブロック分は各 RIR に分配されるハズなので、IANA の IPv4 アドレスは事実上枯渇しました。
<IANA IPv4 Address Space Registry>
http://www.iana.org/assignments/ipv4-address-space/ipv4-address-space.xml
RIR の IPv4 アドレスが尽きる予想は 2011/09/25 となっています
IPv4 Address Report
http://www.potaroo.net/tools/ipv4/
一般の方々にはネットワークビジネスの拡大や新規展開がが出来なくなるのが一番大きいでしょうね。
まぁ、現状維持なのでインパクトは少ないかもですけど...
新しく設置される HGW や、新しい OS はデュアルスタック対応なので、一般ユーザーにしてみれば変わったって感覚は出ないかもです。
# LSN 引っ張りすぎて、パケロス騒ぎくらいは起きそうですけど
気になるのは、マルチプレフィックス問題がちゃんと解決されるかとか、NGN が機能するのかとか、良くも悪くも日本のネットワークの元締めたる NTT がちゃんと対応できるかってあたりです。
ビジネスだと、新拠点に対してインターネットVPNを張ろうとして、拠点側が IPv6 しかもらえなかったら... 悲しい事になりそうです。
2011.02.03 に ICANN
を含め、インターネットのリソース管理団体共同で共同プレスカンファレンスを開催するようです。
ってことは... 残り5ブロックの放出と、今後の対策についてなのかな...
【(IANA枯渇)続報】NROからのプレスカンファレンスの案内
http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2011/20110201-02.html
日本では恵方巻をほおばりながらですかねw
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