2001年8月のひとりごと


2001/08/18(Sat)

 あら、Amazon.co.jp の Windows書籍ベストセラー3位に「Windows2000 Server 構築・運用実践ガイド」がランクインしてる。ということは... Windows2000だと.... トップだぁ (^^v

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Windows Win2000トップ

2001/08/12(Sun)

 今年の関東は季節が一ヶ月以上ズレてますね。7月は連日35度を越す酷暑続きだったのに、8月に入った途端涼しくなりました。今朝も室温27度。もちろんエアコンは稼働してません。雨降らないから取水制限始まっちゃったし... 異常気象続きです。

 さて、またしても AWM ネタです。と言うよりこんなメールが僕のところに舞い込んできました。(多少加工しています)

> 村嶋 様

> ○○ともうします。突然のメールをお許し下さい。

> AWMについて少し調べている時に、貴サイトを拝見しました。

> AWM自体は非常にすばらしい製品だと思うのですが、
> 販売形態と価格に少し疑問があります。

> BOSE本社のウェブサイトを見ると、
> http://www.bose.com/home_audio/wave_systems/awms/
> で、紹介されているように思います。

> ただ、米国居住と指定して、価格を参照すると
> https://secure-www2.bose.com/buy/product_avail.asp?CAT=12&COU=174
> (このURLでは再現しないかもしれません...)
> で、
> Acoustic Waveョ Music System 
> Platinum White 
> 120V AC 
> Includes one remote control.
> $1,079.00 (US Dollars) 
> となっています。 

> 村嶋様がご購入されている価格は25万ですね。
> ウェブ上の他の情報でも同じ様な価格を見かけています。
> これは製品が違うのでしょうか?それとも...
> 米国のサイトには類似の製品は見あたりません。

> ご愛用されているAWMのことですので、
> 非常に失礼かつ不愉快なご質問かもしれませんが、
> 何卒お許し下さい。

> もしよろしければご確認をいただけましたら幸いです。

> よろしくお願いいたします。
-----------------<< 以下僕のリプライです >>----------------

 これは AW-1D と呼ばれる AWM の祖先(1世代前の製品)が進歩した物ですね。
 yahoo オークションあたりで AW-1 を検索すると CD レスの物がAW-1DでCD付きの物が出てきます。

 Web サイトをよく見ると、日本は販売対象外になってますね。AWM と比べて性能はどうなんでしょう。こればっかりは実際に聞いてみないと何とも言えません。どうしてもこの機種が欲しいと言われるのでしたら並行輸入などの手段に頼らざるをえませんね。そうするとメーカー保証手受けられるのかな.... 安い物じゃないのでちょっと不安です。

 さて、気になさっている商品価格なのですが、こいつは価値観との対価ですので僕には何とも言えません。僕の感覚だと AWM の日本価格 25万円は「爆安お買い得」だと思います。僕はオーディオマニアと言うほどオーディオセットにはお金かけてませんが、一般人から言わせると「何でそこまでオーディオにお金かけるの」って言われるくらいのセットを組んでます。(ちなみにオーディオラックだけでちょっとしたハイグレードのシステムコンポが買えます ^^;)

 その感覚からすると...

 CD デッキ 25万円
 アンプ 40万円
 スピーカー20万円
-------------------
 Total 85万円

 AWM の音はこのクラスのコンポ比べても全く遜色ありません。実はこのアタリのグレードから劇的に音の深みが変わるんですよ。聞き比べると一般的に売られているシステムコンポが如何にチャチな音なのか良くわかります。ハイグレードコンポを扱っているお店で一度お手持ちの CD をかけてみて下さい。アンプ性能はモロに差が出ます。ちなみに10万円をちょっと越えたクラスのアンプはシステムコンポと大差無いですが30万円を越えるアンプは別次元の音を出します。

 ところが困った事にこのクラスのコンポだと部屋の音場性能にもかなり影響されるんですね。リスニングポジションがシビアだったり、部屋の形によりバランスが悪くなったりと... 納得出来る音を求めてスピーカー位置を工夫したり、吸音材としてカーペットを部屋の隅に丸めておいたり、家具の位置を買えたりと色々試行錯誤することになります(それはそれで楽しかったりしますが... ^^;)

 ところが AWM はこの「部屋の音場性能」にあまり影響されません。 ある程度(6畳)以上の広さがあればベストに近い音が聞けます。ショールームでいい音が聞けるのは当たり前ですが、自宅で同じ音が出るとは限りませんからね。AWM を音場性能が劣悪な会社の会議室で聞いた時は衝撃的でした。あの環境でここまでの音が出るのなら自宅でも問題ないだろうとの判断で購入しました。実際期待は裏切られてません。

 プロトタイプ製品なのでメーカーの面倒見もいいです。

 更にこれが持ち運べるんですから... (笑)

 日本に入った時点で輸入コストやら、日本法人の一般管理費やらと生産国より割高になるのはある程度仕方ないのかもしれません。

 担当者が「BOSEの技術が市場にどのように受け入れられるかの調査」と言っている事が本当であれば(僕は信じている派です)なおさらでしょう。原価の上に乗っている利益幅が限りなくゼロに近いので余計にかかるコストがモロに価格に跳ね返る仕組みです。

 販売形態ですが資本関係を調べればまっとうな商売だと言う事がすぐに分かります。AWM を売っている(?)「BOSE感性工学リサーチ」は BOSE 日本法人 100% 出資の会社です。ちなみに代表取締役は BOSE 日本法人の社長が兼務してますね。

 映像系はまだまだ金食い虫だと思いますが(笑)、音響系に出費する事は今後ほとんど無いでしょう (^^v

P.S.
 僕は BOSE のまわし者ではありません (笑)

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