お香が好き
香りのものに弱いのです。
少し前まではお香といえばインセンス。
線香、コーンなどで楽しんでおりました。
数年前に出会った香道。
かすかな香りを鼻先で聞いて舌で味わう。
小さな香木に凝縮された洗練された香り。
しかもそれは同じ木なのに産地の違いだけで変わる。
不思議な香りの世界。
しかも香りは六つだけ。
その六つの香りを聞き分ける組香という遊び。
遊びには欠かせない古典文学。
和歌、雅楽の知識。
これはまた茶の湯とは一味違うおもしろさ。
侘び、寂びとは対極の「みやび」
六つの香りの醸しだす優美な時間。
線香やインセンスでは味わえない高雅さ。
これまたすっかりはまりまくってます。