Virtual PCから、Hyper-Vに乗り換えた方から「Hyper-VではUSBデバイスをゲストOSで使えないの?」と聞かれることがあります。
USBデバイスをVMで使うには、リモートデスクトップが便利です。(Hyper-V 仮想マシン接続でもリダイレクトは出来ますが、制限が多いです)
リモートデスクトップで使えるHyper-VのUSBリダイレクトには、ドライブリダイレクションとRemoteFX USBリダイレクションの2通りの方法があります。
単純にUSBメモリーを使うだけなら、リモートデスクトップのドライブ リダイレクションを使います。
オプションを表示
詳細を開く(プリンターのチェックが外れているのは、VMにプリンタードライバーをインストールしていないので、イベントログにエラーが記録されるのを嫌っているだけで他意はありません)
使用するUSBメモリーにチェック。後で接続するUSBメモリーを使うのであれば、「後で接続するドライブ」をチェック
VMに認識されたUSBメモリー
では、Webカメラとかのデバイスリダイレクトはどうするのでしょうか?
Windows Server 2012 R2 Update 1および、Windows 8.1 Update 1 Hyper-Vでは、RemoteFX USBリダイレクションがデフォルトで有効になっているので、このオプションを指定してリモートデスクトップ接続をします。
RemoteFXデバイスでVMで使いたいUSBデバイスを指定
VMで認識されたUSBデバイス
認識されただけではなく、ちゃんと使えます
VMが認識したWebUSBカムをVM上のSkypeで認識
RemoteFX USB
リダイレクションでもうまく認識しないUSBデバイスがありますが、色々なUSBデバイスが使えるので一度お試しを (^^)/
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HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp
あたりのレジストリー設定でなんとかなりそうな気も...
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