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簡単な Remote-App の作り方


# ある程度分かっている方向けの手抜き説明なのはご容赦

フルセットの Remote-App 構築はちょいと手間がかかりますが、リモートにある Client OS のアプリケーションを Remote-App でちょっと動かすだけなら簡単な設定で実現できます。
(ちょいと面倒な方法での実現方法を紹介済みですが、こっちの方が簡単なので、自分メモ的な...)

まずは Remote-App を提供する側のリモートデスクトップを有効にしてレジストリを設定します。

レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\TsAppAllowList
キー fDisabledAllowList
タイプ DWORD
1

 

reg.exe を使うなら、こんな感じ。

reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\TsAppAllowList" /v fDisabledAllowList /t REG_DWORD /d 1 /f

 

あとは、Remote-App を起動する .rdp 作るだけ。

リモートデスクトップ接続のオプションで、接続設定を保存して、.rdp に以下の4行を追加します。

redirectclipboard:i:1
remoteapplicationmode:i:1
remoteapplicationname:s:Chrome
remoteapplicationprogram:s:C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe

 

デスクトップに .rdp のショートカットを置いて、アイコンをオリジナルアプリケーションにしておくとわかりやすいですね。

 

参考情報

サポートされるリモート デスクトップ RDP ファイルの設定 | Microsoft Docs

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/remote/remote-desktop-services/clients/rdp-files?WT.mc_id=WD-MVP-36880

 

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