Windows 10 Insider Preview の Build update が 2016/04/23 にあり、Build 番号が 14328 になりました。
今回の Build では IME の新機能が追加されたので紹介します。
サードパーティ製の IME では、「きょう」とかを変換すると、今日の日付や現在時刻に変換してくれます。
MS IME
でこの機能が実装されました(何度もフィードバックしたかいがありました)
この機能を有効にするには、「予想入力」を有効にしする必要があります。
デフォルトでは「予測変換候補を表示するまでの文字数」が「3」ですが、「いま」からの時刻変換を有効にするために「2」にします。
併せてこの次に説明する「クラウド候補」を使用するために「クラウド候補使用する」も有効にし、自動にしておきましょう。(手動にするとチップがうざいので自動がおすすめです)
この設定をすると、「きょう」や「あした」「らいねん」で日付候補が出るようになります。
「らいしゅうのげつようび」の変換がほしい等のリクエストがありましたら、Feedback Hub で提案してみましょう。
間違った変換が予測候補に出てくるようになった場合は、「入力履歴の消去」をします。
候補の個別削除が出来ると良いんですけどね。(フィードバック済み)
ただ、このビルドには少し問題があって、TAB をいくつか叩いて変換候補を拡張すると Esc
してもキャンセルできず和暦付きの選択候補が強制選択されます。
フィードバックしたので、次のビルドで修正されるかも
以前から実装されている機能ですが、予測入力切っていたので一度も試せていなかった機能です。
この Build
で機能強化されたようなので予測入力の有効化に伴って試してみます。
クラウド候補は、Bing 検索結果を変換候補に出力する機能です。新しい名詞や人名が変換候補に出てくるので、入力効率が上がります。
こんな感じで、候補の右側に雲マークがついているのがラウド候補です。普通の候補と同じに扱われるので、候補選択に違和感無くて良い感じです。
クラウド候補を選択すると、次から予測変換候補に追加されます。
プライベートモードを ON にすると、IME の学習が保留され、プライベートモードを OFF にしたときに学習が破棄されます。
機密情報候補を見せなくできるので、機密情報を扱うときに重宝しそうです。
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