Windows Server の VHD boot を実機展開する際に、ストレージドライバーが入っていないマシンに VHD をマウントすると、起動時に BSoD になってしまいます。
こんな時は、DISM を使ってストレージドライバーを VHD にオフラインインストールします。
まずは、VHD をマウントして、VHD の OS ボリュームに割り当たったドライブレターに対し、あらかじめ展開したドライバーをインストールします。
DISM /image:[VHDのOSドライブ]\ /Add-Driver /driver:[ドライバーを展開したフルパス]
例えば、VHD 内の OS ボリュームに H: が割り当たり、C:\Driver\RaidDriver
にドライバーを展開していた場合は、以下のようにしてオフラインインストールします。
複数のドライバーが入ったディレクトリを指定する場合は /recurse
オプションを付けます。
DISM /image:H:\ /Add-Driver /driver:C:\Driver\RaidDriver
ドライバーがインストールされたら、VHD をアンマウントしてドライバーのオフラインインストールは完了です。
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