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PowerShell でよく使う文字出力


処理結果を画面に表示することはよくあるのですが、ちょいちょい混乱する(忘れる?)ので、よく使う文字出力をまとめてみました。

 

echo

一番僕が使うやつで、Write-Output の Alias です。

表示結果はリダイレクト可能です。

このため、function の中で使うと戻り値に echo した内容が含まれます。

 

Write-Host

これもよく使うやつで、画面出力だけをします。

表示結果はリダイレクト出来ません。

function の中で使っても、戻り値に影響を与えません。

 

[System.Console]::WriteLine()

Write-Host の .NET Framework 版です。

コマンドレットより高速に処理されるので、大量に表示する場合に有効です。

 

[System.Console]::Write()

Write-Host の .NET Framework 版ですが、改行しません。

 

変数、「"」/「'」で括った値をそのまま指定

$a = "Hello World!"
$a

とか、

"Hello World!"

のように、変数や値をそのまま指定した場合に echo back されるアレです。

暗黙で Write-Output が指定された動作をします。

 

メイン処理の return 引数にセットする

スクリプトの戻り値としてオブジェクトを返すので、戻り値をリダイレクトして使う場合や、オブジェクト表示する際に使います。

 

その他の Write コマンドレット

Write-Warning

黄色文字で「警告:」を先頭に付加します。

Write-Error

赤文字でエラーとして表示されます

Write-Verbose

-Verbose オプションが指定された時だけ黄色文字で「詳細:」を先頭に付加して表示します。

-Verbose オプションが指定されない時は何も表示しません。

Write-Debug

-Debug オプションが指定された時だけ黄色文字で「デバッグ:」を先頭に付加表示し処理を中断します。

Debug には PowerShell ISE を使う事が大半なので、出番はほとんど無いです。

 

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