OSS & マルチプラットフォーム対応になった PowerShell 6.0 が正式リリーされました。
以前書いた alpha 版から色々変わっているので、CentOS 7 へのインストール手順を再整理します。
まずは、CentOS 7 の ISO ダウンロードですね。
以下のサイトから ISO ファイルをダウンロードします。
CentOS Project
https://www.centos.org/
Windows Server 2016 Hyper-V または、Windows 10 Hyper-V に CentOS 7 をインストールする場合は、Gen 2 VMにし、セキュアブートのテンプレートを「Microsoft UEFI 証明機関」に変更します。(Gen 1 VM でも可)
CentOS のインストールはわかっているって方は、PowerShell をインストールする に進んでください。
Install CentOS 7 を選択
japan と入力し、日本語を選択
インストール先
ディスクは選択済みになっているので、そのまま完了
ネットワークの接続
eth0 をオン
インストールの開始
root パスワード設定
パスワードを入力して完了
インストールが完了したら再起動
ログインして ip addr で IP アドレスを確認
DHCP からうまく IP アドレスが取れない時は、dhclient -r / dhclient で IP アドレスの再取得します。
CentOS 7 は、default で sshd は稼働してアクセス可能になっているので、ssh で接続します。
Windows 10 から接続するのであれば、WSL(Windows Subsystem for Linux) を有効にして ssh するのがお手軽ですね。
ssh で接続する場合は、「root@IPアドレス」で接続します。
PowerShell 6.0 は GitHub で公開されています。
PowerShell/PowerShell: PowerShell for every system!
https://github.com/PowerShell/PowerShell/
ここにインストール方法も書いてあるので、CentOS 7 のインストール方法を確認します。
これを書いている時点では、以下手順でインストールするようになっています
# Register the Microsoft RedHat repository curl https://packages.microsoft.com/config/rhel/7/prod.repo | sudo tee /etc/yum.repos.d/microsoft.repo # Install PowerShell sudo yum install -y powershell # Start PowerShell pwsh |
この手順に従ってインストールします。
pwsh で PowerShell が起動します。
PowerShell が起動してしまえば、おなじみの $PSVersionTable でバージョン出来ますね。
PowerShell 6.0 は Windows の PowerShell 5 との互換性も高いので、Windows 特有機能(WMI とか、レジストリとか)を使っていない限り、Windows 以外のプラットフォームでそのまま動く可能性高いです。
.NET フレームワークを使っている場合も .NET Core が高い互換性を提供しているので、そのまま動く可能性が十分あります。
もちろん非互換や、実装されていないコマンドレットもありますし、未実装の .NET Core メソッドもありますが、これからが期待できますね !!
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