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Office と Windows のライセンス


Office と Windows のライセンス種類と何が違うのかをまとめました。

ライセンスの種類

OEM 買ってきた PC にインストールされている Windows OS
OEM版か製品版(FPP)版かの識別は、プロダクト ID に OEM の文字が含まれているかで見分ける事が出来ます(OEMと入っていない場合もありますので、良くわからない時は販売元に確認してください)
DSP パーツとセットで販売されている OEM の一種
製品版(FPP) 店頭販売されている Windows と Office
プレインストール(PIPC) 買ってきた PC にインストールされている Office
ボリュームライセンス(VL) 企業向けに提供されている使用許諾権の販売ですが、個人でも購入できます。
Client OS と Office には、元となる製品ライセンスが必要ですが、Windows Server にはフルライセンスがついていますので、元となる Windows Server のライセンスは必要ありません。
Volume Licensing
ソフトウェア アシュアランス(SA) アップグレード/ダウングレート権が付加される VL のオプション契約
ただし、ダウングレード/アップグレードは同一エディション内に限られます。例えば Enterprise → Standard のようなエディション変更はできません。
ソフトウェア アシュアランス
クライアントアクセスライセンス(CAL) Windows Server や、System Center 等のサーバーサービスに対してアクセスするライセンス(この解説では扱いません)

 

ライセンスの販売形態

種類 OEM DSP FPP PIPC VL VL+SA 備考
Office × △(*1) △(*1) Office には プレインストール版しか存在しません(OEM 版の Office は日本では発売されていません)
*1) VL の Office と Windows クライアント OS はアップグレード権(元となる Office / Windows クライアント OS が必要)提供です
Windows Client OS × △(*1) △(*1)  
Windows Server OS × VL の Windows Server OS はフルライセンスが提供されます
主管会社 PCメーカー 販売店 MS MS MS MS  

 

やって良い事ダメな事

種類 OEM DSP FPP PIPC VL VL+SA 備考
他のマシンへの移動 × △(*2) × *2) DSP 権の発生根拠となるパーツと一緒であれば移動可
Windows 7 Ultimate / Professional の
ダウングレード
△(*3) △(*3) × N/A △(*3) *3) OEM/DSP/VL 版の Windows 7 Ultimate と Professional は例外的にダウングレード権が発生します。Windows 7 のダウングレード権 (旧バージョンソフトウェアの使用) について
その他の Windows Client OS と Office の
ダウングレード
× × × × × ダウングレードは VL+SA だけに認められています。
Windows Server OS の
ダウングレード
N/A Windows Server OS には全てダウングレード権が付いています
インストールメディア入手も可能です

 

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