運用環境で仮想マシンの移動を想定している場合は、移動元と移動先のHyper-V Server 2012 R2環境は、ドライブレター割り当て、仮想スイッチ名などの環境統一しておくのがお勧めです。
こうしておけば、仮想マシンを稼働状態のまま移動した際に、移動先の仮想スイッチを取り込むので通信断が発生しません。またドライブレター割り当てが同じであれば、仮想マシンの構成変更をする必要がないので管理面も楽になります。
このような環境での仮想マシン移動はこんな感じです
# 仮想マシンの移動 Move-VM -ComputerName "WSV01" -Name "TestVM" -DestinationHost "WSV02" -IncludeStorage |
オプション
-ComputerName | 移動元のコンピューター名 |
-Name | 移動する仮想マシン名 |
-DestinationHost | 移動先のコンピューター名 |
-IncludeStorage | ディスクも移動する |
ドライブレター構成が異なる場合は、-DestinationStoragePathで格納先を指定して移動すれば移動可能です。
ちなみに、仮想マシンをシャットダウンした状態で移動するほうがメモリーコピーのオーバーヘッドが入らないので比較的早く移動完了することができます。
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