仮想スイッチの割り当てをする前に、Remove-VMNetworkAdapterで仮想マシンを作成するともれなく作成される仮想NIC名「ネットワーク アダプター」を削除します。
なぜ削除が必要なのかの解説は「PowerShellでの仮想NICの接続先仮想SW変更」を見てください。
# デフォルト作成された仮想NICの削除 Remove-VMNetworkAdapter -VMName "TestVM" |
デフォルトNICを削除したら、仮想NIC名を指定して仮想SWを割り当てます。
# 仮想NIC追加 Add-VMNetworkAdapter -VMName "TestVM" -Name "vNIC-01" -SwitchName "Test-Switch" |
複数の仮想NICを割り当てる場合は、Add-VMNetworkAdapterを繰り返します。
仮想NIC名の重複が許可されているので、追加する際には重複しないように注意しなくてはいけません。
オプションはこんな感じ
-VMName | VM名 |
-Name | 仮想NIC名 |
-SwitchName | 仮想スイッチ名 |
仮想スイッチでTAG VLANを使用する場合は、Set-VMNetworkAdapterVlanでVLAN IDを設定します。
# VLAN ID 設定 Set-VMNetworkAdapterVlan -VMName "TestVM" -VMNetworkAdapterName "vNIC-01" -Access -VlanId 10 |
オプションはこんな感じ
-VMName | VM名 |
-VMNetworkAdapterName | 仮想NIC名 |
-Access | アクセスモード(VLAN IDを振り当てて使用する) |
-Untagged | TAG VLANの使用をやめる |
-Trunk | トランクモード |
-VlanId | VLAN ID |
-Trunk オプションを見て「ん?」と思った人はネットワーク屋の経験ありですね。
確認できる機器が手元にないので動作確認はできていませんが、「仮想スイッチ」なのでトランクモードをサポートしているようです。
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