インストールメディアのISOマウントは第1世代と第2世代で手順が違います。これは、第1世代にはIDE-DVDがデフォルトで組み込まれていますが、第2世代ではDVDドライブが組み込まれておらず、追加が必要だからです。
Hyper-V Server 2012 R2はGUI操作ができないので、自動応答を仕込んでノンタッチでOSをインストールするか、RSATで仮想マシンに接続して応答入力をします。
第1世代は、既にある仮想DVDドライブにISOイメージをマウントするのでこんな感じになります。
# ISOイメージのマウント Set-VMDvdDrive -VMName "TestVM" -Path "D:\ISO\WS12R2\with Update 1\WS12R2u1.iso" |
第2世代には仮想DVDドライブが組み込まれていないので、仮想DVDドライブを追加します。さらに起動オーダーを変更して仮想DVDドライブを最優先にします。
# ISOイメージのマウント(SCSI DVDドライブの追加) Add-VMDvdDrive -VMName "TestVM" -Path "D:\ISO\WS12R2\with Update 1\WS12R2u1.iso" # DVDドライブを最優先起動デバイスにする Set-VMFirmware -VMName "TestVM" -FirstBootDevice (Get-VMDvdDrive -VMName "TestVM") |
ブートオーダーの記述がダサいのはご容赦(スマートな方法があったら教えてください)
ISOイメージの取り外しは -Path に $null をセットします。
# ISOイメージの取り外し Set-VMDvdDrive -VMName "TestVM" -Path $null |
全 VM の ISO イメージを一括して取り外すのも PowerShell なら一発です
# 全 VM の ISO イメージ一括取り外し Get-VM | Get-VMDvdDrive | Set-VMDvdDrive -Path $null |
Hyper-V server 2012 R2 の目次に戻る
http://www.vwnet.jp/Windows/etc.asp#Hyper-V_server_2012_R2
Copyright © MURA All rights reserved.